電子防具が採用されてから一気に蹴りの主役となったカット。
私の場合は身長・リーチが短いのでされると非常に嫌なものです(動画で台湾の選手にされています)。
電子防具で試合をするテコンドーにおいては、絶大な威力を発揮するものです。
そのカットの有効性についてあらためて確認したいと思います。
【有効性】
●距離で主導権を握りやすい。特に身長(リーチ)が長い人が使用する場合は自分の距離がつくりやすい。
●相手選手のガードがしっかりしていないと、ガードされても流れて当たりポイントになりやすい。
●バランスよくカットをした場合は、次の蹴り(トルリョ、ネリョ、再度カット)を脚を下ろさずにできる。
●スキが少なく連蹴りしやすい。
【蹴り方のポイント】
●前提として上半身を立てる(横に倒さない、お尻を下げないという意味です)。
上半身が崩れるとバランスがすぐくずれ、相手の反撃をもらう。
●ゆっくりしたカットの場合は膝をみぞおちより高く。
膝が低いと相手が反撃しやすくなる。
●速いカットの場合は構えから膝を曲げたまま膝をパッと上にあげながら上半身を前にやる(重心を前にすること
で突進力が生まれる)。
【練習方法】
●カットのフォームで前後に動く(ケンケン状態ですね)。
●ミットは動きながら蹴っていく(バランスよくなったら次の蹴りまでつなぎましょう)。
カットは奥が深いのでなかなか難しいものです。
対処については、非常に難しいものですがまた後日アップします。
